マイクロフィルム電子化とは?

書庫の奥、ひんやりとしたスチール棚。
光をほとんど吸い込むかのような黒い帯──それがマイクロフィルムです。
手のひらに収まるこの小さなメディアの中には、かつての重要な契約書、議会での討議記録、製品設計図、地域の歴史資料など、組織の意思決定と歩みがぎっしりと詰まっています。
かつては高い保存性を誇るマイクロフィルムですが、経年劣化や保管環境によって 「酢酸臭(ビネガーシンドローム)」が発生し、画像の劣化や変質が進むこともあります。
「必要な情報がすぐに見つからない」「フィルムリーダーが故障したまま」「保管場所が圧迫されている」──
情報資産を眠らせたままにしていませんか?
私たち山崎情報産業は、そうした“眠る情報資産”に再び光を当て、
活用可能な形へと甦らせるお手伝いをしています。
マイクロフィルムとは
マイクロフィルムは、紙文書を高倍率で縮小撮影して保存する記録メディアです。
16mmまたは35mmのロールフィルムが主流ですが、他にも以下のような種類があります
- COM(Computer Output Microfilm):コンピュータ帳票を直接出力
- マイクロフィッシュ:はがきサイズのシート状フィルム
- アパーチャーカード:紙台紙に小さなフィルムを貼り付けた形式
これらは用途や導入時期が異なり、
今も多くの金融機関・製造業・自治体・大学等の記録保管庫に眠っています。
なぜ今、電子化が求められるのか
マイクロフィルムには省スペース・改ざん耐性などの利点がある一方、
以下のような課題も顕在化しています。
- 閲覧・検索に時間がかかる
- 閲覧装置や保管設備の老朽化
- 酢酸による劣化リスク(ビネガーシンドローム)
- BCP(事業継続計画)への脆弱さ
- 情報共有やデータ連携の困難さ
- 保管スペースの圧迫
電子化は、情報資産の再設計であり、活用と継承の基盤を整える手段です。
電子化による導入メリット
- ✅ 必要な情報をすぐに検索できるインデックス設計(OCR連携可)
- ✅ 劣化状態に応じた画像補正と高精度スキャン
- ✅ USB・DVD・クラウドなど多様な納品形式に対応
- ✅ ロール・フィッシュ・アパーチャーカードなど各種形式に対応
業種別の活用イメージ
- 🏦 金融機関: 融資契約書や取引履歴など長期保存文書を電子化し、監査対応や照会業務を効率化。
- 🏭 製造業: 過去の製品設計図や技術資料を検索可能な形に整備し、技術継承と品質管理に貢献。
- 🏛 自治体: 住民台帳・議会資料・地域史料を電子化し、災害対策と業務効率化を両立。
- 🎓 大学・研究機関: 貴重な研究資料や歴史文献をデジタルアーカイブ化し、学術活用と保存を推進。
山情の電子化サービスが選ばれる理由
- 🔒 セキュリティ: 入退室管理・監視カメラ・専用スキャンルームを完備
- 🛠 品質: ISO準拠の管理フローで画像・インデックス精度を担保
- 📦 柔軟性: 媒体形式・納品方法・運用要件に応じたオーダーメイド対応
- 🤝 提案力: 事前ヒアリングから運用支援まで一気通貫
まとめ
マイクロフィルムは、過去の情報を保管する容器であり、未来へのヒントが眠る資産でもあります。
山崎情報産業は、お客様の記録を安全・確実・価値あるかたちで次世代へ橋渡しするお手伝いをいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。