前田建設工業様

はじめに

前田建設工業様は、「良い仕事をして顧客の信頼を得る」という創業理念のもと、ダム・トンネルなど土木工事や再開発・高層住宅など建築工事を、国内外で行っています。情報化について、建設業界の中でも他社に先駆けて推進してきました。
最近、基幹システムのWeb化による刷新がなされ、HPセミナーにおいて「利益管理など経営支援業務と全社共有工事実績検索」という2つの成果をご発表いただきました。ここに事例としてご紹介させていただきます。

社内システムのWeb化への取組、経営支援業務と全社共有工事実績検索のWeb移行

改善ポイント① 『Excelを使った利益管理などの経営支援のWeb移行』

これまでの営業状況は月毎にデータを集計して経営層に報告して来ました。
【支店】では工事現場毎に行っている最終予想原価(支払実績の合計と今後の予想支払額)を基に、最終請負額・利益額の見込みをまとめ本社に提出。この報告を受けて【本店】では支店で集計した結果を、本店で集計し経営層に提出していました。
この度X・Cute(Web構築ビルダー)を入出力ツールに使うことで、下記の問題点を解決したWebシステムを実現しました。



改善ポイント② 社内システムのWeb化への取組、経営支援業務と全社共有工事実績検索のWeb移行

このシステムは施工した工事実績情報を検索し、目的に応じてファイリングや地図そして工事月報・職員情報などと連携し、指定条件の検索で入札業務を支援し、類似工事検索などで営業を支援しています。Web化によってこれまでの問題点をクリアできました。
問題点 ・本支店と作業所で使えるシステムが違う。
・発注者毎の実績検索は土木と建築と分けて検索。
・イメージビューアーの制限でシングルTIFFしか登録できず。
→1枚ごとに登録、1枚ごと出力で、使い勝手が悪い
開発方針 新システム開発にあたり以下の方針が出されました。
・新システムは、クライアントをWebベースとする。
・工事実績データに、土木・建築共通の検索機能を提供する。
・CORINSデータエントリー機能を取り込む。
・入札対応に対する機能を盛り込む。
・受注~施工~アフターの全ての過程で、データの蓄積ができること。

CORINSとは

公共工事の情報を、JACIC(財団法人日本建設情報総合センター)がデータベース管理し、発注機関へ情報提供しているもの。

・工事契約時や変更・竣工の際、建設会社に対し工事実績データ(工事カルテ)をCORINSへ登録することが義務付けられている。
・登録する内容は、主に以下の内容となっている。
工事件名、請負金額、工期、発注機関、施工場所、工種・工法・形式、技術者名・区分、JV構成請負会社技術データ
・工事実績データは、JACICパッケージで入力を行い、出力されるデータ(CFDデータ)をオンラインまたは郵送でJACICへ登録する。
・CFDデータのフォーマットは公開されており、CFDファイルを活用した独自の検索ソフトや、電子納品作成ツールで工事概要を読み込む機能で使われている。

ベネフィット

・土木・建築工事を串刺しで検索対応。
・CORINSパッケージを配布することなく、全作業所でCORINSデータを作成可。
・入札対応業務に必要な「物件」と「物件+人」のデータをCSV出力機能を提供し簡単に取り出し。
・契約書や図面の内容がオリジナルファイルを開けずに、「i-file」のサムネイル機能により素早く全ページ参照可。
・URL連携機能により、容易にシステム間の連携を可能に。
  • TEL:03-3866-1156
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