日本光電富岡様「i-file」ご活用事例

はじめに

日本光電グループ様では、モニタリングシステム・心電計・脳波計・誘発電位・筋電図検査装置・血液検査機器等の医療機器の開発、生産、販売を行っています。その中で、日本光電富岡様はグループの主力生産工場としての役割を担っておられます。
『一人でも多くの人に役立ちたいという真心を医療機器というかたちにして世界中に送りつづけたい』ということをモットーに、製品を使っていただいていますドクター、ナース、技師そして患者さんの命を支えることを第一に考え、安全性・信頼性のある医療機器を供給しています。

関連外部システムとの連携統合による設計製造ドキュメントの共有化と業務効率化の推進

課題 『光ファイリングのWeb化をしたら レスポンスが遅くて困った!「i-file」導入で大幅な改善』

以前から順次ステップアップさせながら使ってきた光ファイリングの容量が残り少なくなってきたことが引き金になりこれまでくすぶりつづけていた遅いレスポンスなどの諸問題が一挙にクローズアップされました。このシステムには製造業にとって重要な機械図面、部品仕様書、製品規格表、チェックシートなど保管されネットワークのもとで利用されていました。 単なる置換えでなく将来を見据えオープンで柔軟なものということで最終的に「i-file」というドキュメント管理アプリを採用することにしました。「i-file」はもともとソニーの現場ニーズから開発されたロングラン製品である。実現できたシステムはこれまで別であった複写機などとも連携し全体が無駄なく統合化され今後の変化にも充分耐えられるものと考えています。
機械図面、部品仕様書、製品規格表、チェックシートなどの保管、検索、閲覧、印刷に行き詰まりを感じていた。これを機に、次世代システムとして「i-file」に期待。

改善ポイント① 部品納品伝票のバーコード読取から検査手順書を自動表示!現場の提案で改善

長い間、部品の受入検査で各担当者は少し離れた棚に保管されているその部品の検査手順書を取りに行き、終わったら戻すということを繰返ししなければなりませんでした。「i-file」が部品番号から取出せることを知り、納品書に印刷されているバーコードをリーダーで読むだけで即時に「i-file」の検査手順書がパソコンに表示されることになり、今では10台近くまで利用が拡大しています。これは当初予定外の成果で、部品検査の作業工数短縮になりました。
改善ポイント① 部品納品伝票のバーコード読取から検査手順書を自動表示!現場の提案で改善

改善ポイント② 更にPDM(製品情報管理)と直結、部品表からダイレクトに図面の閲覧可能に!

これからの設計生産システムの基幹となるPDM(製品情報管理)システムが今回の取り組みとは全く別々に構築され、そこで図面との統合化をどうしようかと検討されてきました。ところが「i-file」の柔軟性はここでも発揮され、このPDMに僅かの変更を加えるだけ「i-file」サーバーにある図面などがいとも簡単に自動的に取出され閲覧できるようになりました。そのための追加投資は殆ど無しでの実現には満足しています。
改善ポイント② 更にPDM(製品情報管理)と直結、部品表からダイレクトに図面の閲覧可能に!
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