文書管理システム「i-file」はソニー全社において、機関システムのPDMと連携する図面や仕様書、技術文書など企業内のビジネスドキュメントの電子化を主な対象として社内で1988年から開発されたことから始まります。商品化された1990年当初はUNIXを採用していたため、コスト負担は相応の状況でした。ソニー社内では1990年から大々的に使われ始め、ソニー図面、仕様書関係では全約300万ページが完全に電子化され全世界でネットワーク利用され大きな改善がなされています。その後、Windowsの登場と共にいち早く移行が行われ低価格化が実現しその時から本格的な外販が始まり、現在でもクライアント・サーバ&Web方式のイメージ文書管理システムは少なく柔軟なアプリケーション連携が最近になってその先進性が再度評価されつつああります。情報化が進展するほど簡明なモジュールと柔軟な連携の文書管理システム「i-file」の真価に期待がかかります。
この「i-file」はソニーの選択と集中戦略の中で外部譲渡が決定され、弊社が2004年6月に顧客や商標、ソースプログラムを含め山崎情報産業が全面移管をうけています。
クラウドにも対応し多くのお客様にご利用いただいています。
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